We are RUNNING WILD. |
+ Running Wild fan-site in Japan + |
![]() |
海賊をコンセプトにしたヘヴィメタル・バンドとして、世界で確固たる地位を築いている RUNNING WILD (ランニング・ワイルド)。 結成29年目を迎える2008年は、初期4作品の 《新しいバージョン》 による再発売が期待されるほか、マッティアス・リーベトゥル ース(Ds)、ロックン・ロルフ(Vo/G)、ペーター・ジョーダン(G)のロックンロール・プロジェクト・バンド TOXIC TASTE の活動に 注目が集まる。バンドの歴史を振り返ってみよう。 |
|
|
1976年に学生バンドとして始まった GRANITE HEART がランニング・ワイルドの前身になる。現在もバンドを牽引する唯一のオリジナル・メンバーであるロックン・ロルフことロルフ・カスパレクが中心になり、ドイツのハンブルグで結成された。 ランニング・ワイルドとして活動を開始したのは1979年からで、翌年にバンド名をランニング・ワイルドに改名。デモテープが評判を呼び、バンドはドイツ国内初のヘヴィメタル専門レーベル Noise との契約を獲得した。 オムニバス盤「Rock from Hell」('83)、「Death Metal」('84)への参加を経て、デビュー・アルバム「Gates to Purgatory」('84)を発表。翌年、攻撃性をより強めた2nd「Branded and Exiled」('85)を発表した。 悪魔的イメージ、スリリングなギター、男の体臭がにおうボーカル。背徳と反抗のサウンドがここにある。 | ![]() |
|
|
3rd「Under Jolly Roger」('87)はバンドの転機になった。自由に生きる為の戦い、人種など関係なしに仲間を助け合う心意気といった海賊のイメージに対する 憧れから、海賊がバンド・コンセプトになる。このアルバムを最後にドラムスのハッシェが脱退。オリジナル・メンバーはロックン・ロルフひとりになった。 ライヴ盤「Ready for Boarding」('88)で、専門誌から高評価を得たバンドは、4th「Port Royal」('88)、5th「Death or Glory」('89)を発表。「Death or Glory」は ドイツ国内でアルバム・チャート第1位に輝いた。 ロックン・ロルフの野性的な歌声と、アイリッシュ音階を取り入れたクセのある勇壮な楽曲は、“ランニング・ワイルド節”と呼ばれるほどに特徴的で、独自性に 満ちている。「Death or Glory」は、日本でも輸入盤が品切れになるほどの話題作となり、このアルバムをきっかけにランニング・ワイルドの国内盤が発売される ことになった。ライヴ・ツアーはヨーロッパ全土で満員を記録。当時のライヴの模様はビデオ作品(廃盤)で観ることが出来る。 |
|
![]() |
“これがランニング・ワイルドの真の始まり”とロックン・ロルフが意気込みを語った6th「Blazon Stone」('91) をもって、バンドはヘヴィメタル・シーンでの不動の地位を手に入れた。初期の主要レパートリーを再録音した 新録ベスト盤「The First Years of Piracy」('92)、7th「Pile of Skulls」('92)を発表。この時期に、ロックン・ロ ルフとアクセル・モーガン(G)がプロモーション来日を果たした。 「Pile of Skulls」に伴うヨーロッパ・ツアー終了後、人間関係のトラブルからアクセル・モーガンとステファン・ シュヴァルツマン(Ds)が解雇された。バンドは、後任にシロ・ハーマン(G/現グレイヴ・ディガー)とヨルグ・マ イケル(Ds)を迎え、バンドの作品中、一二の人気を誇る8th「Black Hand Inn」('94)を発表した。 |
|
一方、解雇されたアクセルとステファンは、ヤンス・ベッカー(B/現グレイヴ・ディガー)らと X-WILD という
バンドを結成。ランニング・ワイルドと同じ音楽性のこのバンドはファンの間で物議を呼んだ。 9th「Masquerade」('95)は、荒々しく、挑発的な鋼鉄の響きに満ちている。ランニング・ワイルドの真髄を示
したこのアルバムを最後に、バンドはデビュー当時から所属していた Noise を離れた。 日本では、ロックン・ロルフ自らが選曲に参加した日本のみの特別編集ベスト盤「The Story of Jolly Roger」 ('98)が発売された。 |
|
![]() |
G.U.N.records に移籍して、10h「The Rivalry」('98)、11th「Victory」('00)を発表。12th「The Brotherhood」('02)は、メンバーを 一新して制作された。音像はヘヴィメタルというよりもハードロック的であり、ランニング・ワイルドの新たな面を感じさせる。この作品 は、熱心な頑固者が多いと言われるファンの間でも賛否両論となったが、市場に好ましく受け入れられ、結果、「Masquerade」以来 の好セールスを記録した。 その人気ぶりを受けて、バンドは、2003年に行われた真夏のメタルの祭典“WACKEN OPEN AIR”に出演。ランニング・ワイルドの ライヴに参加しようと、会場には約38,000人の観客が詰め掛けた。当時のバンド・メンバーは、ロックン・ロルフ(Vo/G)、ペーター・ ピヒェル(B)、マッティアス・リーベトゥルース(Ds)、ベルンド・アウファーマン(G)。 |
|
新生ランニング・ワイルドのお披露目となった「The Brotherhood」ツアーの模様は、「Live」(CD、CD+DVD、DVD 各種)で堪能出 来る。また、「Armageddon over WACKEN」(DVD)には「Welcome to Hell」が収録されていて、大会場での風格溢れる演奏、興奮の ライヴの模様を垣間見られる。 2003年は、バンドのデビュー20周年を記念した企画盤「20years in History」('03)が発売になった。収録曲のほとんどが追加録 音を施した特別バージョンになっているほか、初期の未発表曲2曲と「Branded and Exiled」、「Mordor」の新録バージョンが収められ ている。 | ![]() |
![]() |
前作から3年ぶりとなる13th「Rogues en Vogue」('05)は、ロックン・ロルフが、自身のスタジオ(Jolly-Roger-Sound Studio)で 納得のいくまで作業をした入魂の一作である。デビュー以来、不変のロックン・ロルフの音楽を貫く一方、新たな表現の開拓にも意 欲的に取り組んでいる。 「Rogues en Vogue」の制作前に、ベルンド・アウファーマンが病に倒れた父親の看病に専念するため、やむを得ず脱退。バンド は、ドイツ国内でブルーズ/ジャズの名手として知られているペーター・ジョーダンをギタリストに迎え、ツアーを行った。 2005年には、公式ホームページに寄せられたファンの声に世界各国のバンド/アーティストが賛同、ランニング・ワイルドに真の 敬意を表すトリビュート・アルバム「The Revivalry」('05)が発売になった。 |
|
9年間在籍した G.U.N.records を離れるのにあたり、「The Rivalry」から「Rogues en Vogue」までのベスト盤 「Best of Adrian」('06)が発売された。ロックン・ロルフとペーター・ジョーダンの共同作業でリマスターされた 楽曲は、ソリッドでヘヴィ。オリジナルを聴き慣れた耳に、新鮮に響く。アルバム・ジャケットのデザインも秀逸 で、ランニング・ワイルドのこれからに期待を抱かせる。 |
![]() |
|||||||||
|
||||||||||